龍谷混声合唱団の歩みと使命

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初代常任指揮者 故上村 けい
敗戦の荒廃の直中にたって何とか心の支えとして、仏教讃歌を歌おうと云う念願のもとにはじまりましたのがこの龍谷混声でした。代々の大変に熱心なメンバーに依りまして、年々と発展してまいりまして、ずっと仏教聖歌を歌い貫いてまいりました。
又技術的にもだんだんに向上致しまして、合唱界にこの合唱、龍混が有るという事を認めて戴くように、発展してまいりましてほんとう に皆さんと喜んでいる次第でございます。 私交通事故に遭いまして足が不自由になりずっと病院生活を続けておりまして、昨日ともかく皆さんのお顔を見たいと思い、出て参りました事で、お粗末な事で皆さんにかえってご迷惑をかけると思いますけれど、歌い慣れてまいりました讃歌を歌わせていただきたいと思います。
昭和55年12月6日(土) 35周年記念演奏会
ステージでの御挨拶を収録


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このステージで上村けい先生は「芬陀利華」を指揮されました。
このステージが上村けい先生の龍谷混声合唱団での最後のステージになってしまいました。
その後昭和60年5月9日お浄土に往生されました。
−−略歴−−
  岩手県出身
大正7年 東京音楽学校(現東京芸大)卒業
第一高等学校(現堀川高校)教諭などを歴任
昭和25年 京都女子大学教授に就任
昭和37年 京都市文化団体懇話会賞受賞
昭和41年 京都女子大学を退職、名誉教授の称号を授けられる
昭和43年 京都新聞文化賞受賞
昭和45年 勲四等瑞宝章受章
昭和50年 京都市文化功労者賞受賞

・昭和21年 龍谷混声合唱団を組織し、38年まで常任指揮者をつとめる
・昭和24年より全日本学生音楽コンクール審査員、35年より全関西合唱連盟理事として活躍

昭和60年5月9日 逝去